非常に強い動きだと言って良いだろう。
配当落ち日に配当分調整を埋めて引けると上昇するアノマリーがあるが、強い展開が期待出来そうだ。
引け後にイタリアの国債入札不調で欧州株が軒並み下落を見せている。
キプロス問題、悲観視はしていないが問題が多方面に波及するようであれば波乱は起こり得る。
キプロスの銀行にロシア経由で莫大な預金があった事は今回初めて知った。
高利回りとECBの後ろ盾を当て込んだ預金とみていい。
やはり、基本的にお金は利回りの高いところへ流れるものだ。
しかし現実的にあり得ないような利回りの場合何か裏がある。基本中の基本だ。
ウォーレンバフェットも複利運用で換算すると成績は年十数パーセントというのだから。
株の場合も異常な高配当や低PBRの場合は裏があることが多い。
いつかはゆかしという金融商品がちょっとした話題になっているが、利回りをアテにして投資を考えるなら、その利回りに正当性があるのかどうか調査してから投資するのが鉄則である。