先週は、キプロス問題により、相場が動いた。しかしながら、キプロス危機で、一方的なユーロ安にはならず、1.2820あたりを、突破できずに、結局、1.2980まで、値を戻した。
円は、96円まで到達できたが、94円まで、上昇した。おそらく、来週の4月3日と4日の日銀の金融政策があるので、これに合わせた動きではないかと思う今日この頃。
先週の動きは、キプロスでの仕掛けであると考えられる。キプロス事態が、危ない状況であるのは、数年前からわかっていたことである。キプロスが破たんしたから、ユーロが崩壊し、世界経済が破たんするなどということが、あり得るかどうかということである。可能性の問題であり、皆無とは言わないが、果たしてということである。
先週は、豪ドルが下落するかと考えていたが、豪準備銀行の金利発表後、豪ドルが、下げてくるかと考えていたが、思いどおりにはならず、逆に動いてしまった。
株は、一回目の320円安の時に、先物を少しと、個別銘柄で、狙っている銘柄が、下げてきていたので、少しだけ買い増しをした。
今週は、大きなイベントはなく、キプロス危機のニュースと、重要指標ぐらいである。
おそらく、一方的な動きにならず、レンジ内での動きに終始するのではないかと考えている。キプロス関係のニュースで、株が下げるのであれば、さらに買い増ししたいところである。
<為替相場>
ドル円 93.50~95.80
ユーロ円 118.20~124.20
ユーロドル 1.2820~1.3120
ギリシャ危機の前から、騒がれていたキプロス問題が、急浮上。救済してもらえるかどうかと騒がれているところである。
ユーロ圏の銀行とつながっている問題であるので、救済されることは、まず間違いないところである。
ロシアの金持ちの動向次第であり、ユーロを捨てて、ルーブルに戻るかということか?
それ以外に、ユーロが売られる理由もなく、キプロスで、ユーロが暴落すれば、ユーロを買いたいところである。
今週は、重要指標のみであり、動きが読みにくい。来週の、日銀とECBの金利発表をにらんだ動きになるのではないかと考えている。となれば、来週は、金利発表まで、トレンドを形成する可能性が高いと考えている。
<株式相場>
日経平均 12150~12600
先週は値動きが荒かったが、問題が、キプロスであり、そろそろ、飽きられるのではないかと考えている。材料としてはキプロスは打撃力が、いまいちであり、ギリシャ問題ふたたびIN為替相場とはいきそうにないのではないか?
ギリシャも、ギリシャ単体でなく、イタリアもスペインも親子ガメのごとくギリシャ問題に乗っかっていたので、あれだけの動きになったのであり、キプロス単体では、やはり、打撃力不足である。