平成２５年３月２２日(金) 雑感

[暁投資顧問さん]

本日はキプロス問題や週末ということもあってリスク回避の動きが鮮明に。

日経平均は大きく下落し、昨日の上昇幅を打ち消す展開となった。

イタリア選挙時もそうだったが、キプロス問題は現時点でそこまで厄介な問題になるとは見ていない。

ただし、ここまで上昇が続いた反動として一定の調整はいつあってもおかしくない。

高値警戒感、過熱感を指摘する声もあるがアメリカ株も意に介さず上昇を続けている。

ＮＹダウの-100ドルにも満たない下落など、調整のうちに入らないといってもいいだろう。

昨年秋以降、今日のような下落局面で逆張り買いに徹したほうがパフォーマンスはかなり高い。

週明け、また同じように反発上昇するのかどうかに注目したい。

先ほどドイツのＩＦＯ景況感指数が発表された。

冴えない内容だったにも関わらず欧州各国の株価や為替はそれほど荒れた動きにはなっていない。

ただ、後になってみたらあの出来事がトレンドが変わる兆候だったんだなーと言うことは良くある。

キプロス問題が第二のギリシャ危機になる可能性は低いと見るが、侮らず欧州の動きにも注目したい。

とりあえず買い目線はまだ維持。

節目を割らない限りはトレンドについて行くという姿勢で。