ここ最近、何度も見た光景がまた繰り返された。
急落⇒急騰というお馴染みの動きである。
ただ、無邪気にこのまま高値を超えてどんどん上昇していくだろうとは流石に言えない。
総強気の状況で皆に同意して買いスタンスを取るのもなかなか難しいものだ。
地合は強いので基本は買い姿勢だが、タイミングを間違えると急落に振り回される事になる。
最近書店で雑誌などを見ていると、「バブル」の文字が嫌と言うほど目に付く。
手にとって読んでみるとカブ知恵の藤井さんなど８０年代後半のようなバブルが期待出来ると断言なさっていた。３万円いってもおかしくない！と(笑)
藤井氏は去年の９月に２０１５年までは日本株は売りの時代と言っていたのが、この変わり様だ。
極論を言えば今買うのではなく９月に買って保有していればそれで良かったんだが(笑)
つまり何かが起こればアナリストも平気で１８０度意見を変えてしまう訳で、数年先の話なんてするだけ無駄ということである。
英雄扱いされたグリーンスパンはリーマンショック時には一転して戦犯扱いされた。
恐らく、同じような事が繰り返されるだろう。
このまま軽く上昇を挟みながら藤井氏の言うように日経平均が３万円に到達したとしよう。
その後訪れるであろう調整局面で得た利益を飛ばしてしまっては意味が無い。
数年先では無く、１０年２０年後を考えて最善のトレードを遂行したいものだ。
