シャープ、サムスンと資本提携で最終調整

arama-さん
 経営難に陥っている家電大手シャープは、韓国のサムスン電子から100億円規模の出資を受け入れる方向で最終調整に入ったことがわかりました。

 シャープへの出資は、液晶テレビ生産で世界最大手の韓国・サムスン電子がシャープが今月にも実施する100億円規模の増資を引き受ける形で行われます。関係者によりますと、両社は5日までに資本提携に合意し、きょう行われるシャープの取締役会を経て正式に発表する見通しです。

 シャープは、サムスンとの資本提携ですでに供給を行っているテレビ用の液晶パネルの供給量を拡大するほか、スマートフォンやタブレット端末向けの中小型パネルも優先的に供給する方針です。

 シャープは、交渉が難航する台湾・鴻海精密工業との出資協議の期限が今月26日に迫る中、新たな提携先として最大のライバルと手を組むことになります。
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