今も昔も、社会とは噂やデマが飛び交う場。
いやむしろ、現代のほうか厄介かもしれない、
webにより感染力・伝播力が強まった状況を考えると。
米バーガーキングのツイッターアカウントがハッカーに乗っ取られ、
バーガーキングがマックに買収されたとデマつぶやきが書き込まれた
(産経msnより)バーガーキング、ハッキング被害でデマ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130219/amr13021919260007-n1.htm
さらにもう一つ。
こちらは日本のマクドナルドだが、
「宣伝広告費を前年の6倍にする」という言葉が独り歩きした
(ライブドアより)マック広告宣伝費を前年の6倍
http://news.livedoor.com/article/detail/7429085/
実際は全ての宣伝費ではなく、『朝マックの』宣伝費を6倍にするということらしい。
が、6倍だけがクローズアップされて誤解された模様。
噂で買って事実で売れ…
この場合は、噂に踊らされ事実でガッカリするパターンの様だ。
噂を聞いてたとしても、
デマか事実か嗅ぎ分けることができたらなら…
と思わずにはいられない。
そう、『そんなのありえない!』と思う事でも、
2人の人が言い出したら、『ひょっとしたら…』と思い、
周りの人がみんな言い出したら、
『そうなのか!』と思ってしまうのが人間というもの。
え? 私はそんなものに惑わされないって!?
しかし、中国に
「三人市虎をなす」と言う故事がある。
一人の人が「市場に虎が出たぞ!」と言い出しても、多分みんな信じない。
二人の人が「市場に虎が出たぞ!」と言い出しても、まだ疑っている。
三人の人が「市場に虎が出たぞ!」と言い出したら…?
このたとえ話を使って、ホウソウが恵王に念を押したのだが、
結局は恵王も周りに惑わされ…。
(かなりはしょって書いたが、
このエピソードを知りたい方はwebで検索!)
私たちも、恵王の事を笑っていられないのではないだろうか。
平常時には騙されにくいかもしれない。
しかし、緊急時で慌てている時はどうだろう?
また、多くの人があまりにも頻繁にグレー情報を言っていたらどうなるだろう?
冷静な判断が鈍るときは誰しもあるものだ。
ってことはですよ、
ポジショントークを積極的に繰り広げて
周囲を洗脳せねばなりませんね!
いやいや、行き過ぎたポジショントーク、
つまりデマは風説の流布になり、
犯罪になりかねないのでご注意あれ!
…お後がよろしいようで (^^ )ゞ
(噂を信じちゃいけないよっ♪
私の資産は株なのさっ!?
あぁコンドラチェフ、あぁコンタンゴ、
もうどうにも止まらない♪)