しかし、11500円の壁はなかなか固く本日もお預けとなった。
冷静に考えて大して調整らしい調整もなく3ヶ月以上上昇が続いている訳だから、上値が重くなるのも当然だ。
日経平均がまだまだ上昇するという市場関係者は多い。
同様に為替もドル円100円が見えてきたと円安の持続を予想する市場関係者も多い。
直近のマーケットは円安=株高の方程式が成立するかのような連動性を見せている。
次期日銀総裁人事、また日米首脳会談と為替が大きく動きそうなイベントが待ち構えている。
一旦崩れると上昇の反動もありきつい下げになる事も想定されるだけに気を引き締めていきたい。
先日の下落でヒヤッとした方も多いのではないだろうか。
スイングトレードの場合、下手な水準で太玉を抱えると一夜にして巨大な含み損を抱えることになりかねない。
下落で売り⇒すぐに上昇、高値で買い⇒すぐに下落、こういった泥沼にハマってしまうと裁量トレードの場合損失を取り戻そうとして無茶なエントリーをしてしまう事がある。
過去に自分もそういう経験があっただけに、損切りが続くようなら暫く休んで市場観察を続ける、若しくはポジションサイジングを半分以下にしてリラックスして市場を観察できるように心掛けるというのが私のスランプ脱出法である。