家電大手・ソニーの去年4~12月期の連結決算は、赤字のテレビ事業のコスト削減の効果や金融、映画事業などが好調で、営業利益は829億円の黒字となりました。
ソニーが発表した去年4~12月期の連結決算によりますと、売上高は1年前より3.6%増えて5兆678億円でした。また、本業のもうけを示す営業利益は1年前の赤字から829億円の黒字に転換。純損益は508億円の赤字でした。
販売不振で赤字が拡大したテレビ事業でコスト削減の効果が進んだほか、金融や映画などの事業が好調でした。
一方、今年3月期の業績について、従来予想とした1500億円の黒字を据え置くと発表。会見で、加藤CFOは予想を据え置いた理由を「円安と金融事業が想定を上回った」と説明したうえで、追加で行う資産の売却などの効果で通期の黒字化達成へ自信を覗かせました。
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