金【売りか?買いか?思惑が交錯】

30日の東京金日中取引は、29日のNY金相場が、米連邦公開市場委員会(FOMC)での緩和策の継続期待やショートカバーなどを背景に5営業日ぶりに反発した流れを引き継ぎ、手仕舞い買いが先行し、6円高の4,872円で始まった。その後も、NY金時間外取引がプラス圏で推移している事と、円相場の円安基調に買い優勢の展開となった。

本日の東京金夜間取引は、本日からのビッグイベントを控えて、結果を見極めたいとの見方の中で思惑が交錯するものと考えられる。(22:15)米1月ADP全国雇用者数(予想+16.5万人)、(22:30)米第4四半期GDP・速報値(予想+2.1%)、(28:15)米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表(予想は変わらず)。

今月3日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、早期に量的緩和を解除する動きがある事が判明したが、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での声明で、この点をどの様に言及するかに注目が集まる。昨日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて、米連邦準備制度理事会(FRB)は超低金利政策を継続し、量的緩和が少なくともしばらくの間は続くとの観測から上昇している。果たして結果はどの様になるのか?ここは利食い先行が賢明と思われる。


夜間取引レンジ 4,844円~4,899円 

池末


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