来週は企業業績に関心が向かう
来週は波乱含みの展開となりそうだ。名実ともに新年度相場入りし、日経平均は金融不安の後退を背景に戻り歩調を強めているだけに、心理的な節目である14000円台を目指す展開を期待したい。とはいえ、東証1部の売買代金は活況の目安とされる3兆円には遠く及ばないうえ、足元の相場上昇が売り方の買い戻しの側面が強いことを勘案すれば、楽観ムードが冷えると再び調整局面を迎える可能性も否定できない。外部環境がやや落ち着きを取り戻したことで、来週は企業業績に関心が向かいそうだ。東京市場ではイオン、セブン&アイ、ローソンなど小売大手の決算発表が相次ぐ。2007年度実績は勿論のことだが、2008年度見通しが要注目だろう。厳しい経営環境下で、市場予想を上回る見通しが相次げば楽観ムードが広がりそうだが、逆にコンセンサスを大幅に下回ると冷や水を浴びせかねない。