本日は銀行株が大幅高。
調整終了後まで銀行株に上への動きはないと考えていたので予想外の展開。
トピックスも予想を超えた強さとなっており従来の自分の見方では
理論的な整合性が崩れる可能性が高まりました。
そのため新しい見方を付け加えます。
従来の見方
遠からず3-ⅳ調整波に突入、または現在進行中。
日経平均10,000円程度までの下落を見込むが、
調整自体は10,000~11,000円ボックス内での激しい上下運動。
2月後半に向けて徐々に動きが弱まり中心点10,500円付近に収束。
その後、最後の上昇波である3-ⅴ波に突入して春の大天井を迎える。
首つり線の出現、MACDの転換、騰落レシオの低下など天井圏を示唆する
ものが多く出現しており整合性は高いと感じます。
しかし、手口分析からは個人の売り気が収まりきっておらず外資の買いも確認。
またここにきての銀行株の大幅高は既に調整が終わった可能性を示唆。
3-ⅴ上昇波に突入したことを警戒すべきと判断しました。
新しい見方
3-ⅳ調整波は既に終了し、3-ⅴ上昇波に突入。
この場合、調整波は1月15日より持ち合い5波だったと見るべきか。
理論的上値目処は11,484円、12,288円。時期は2月の前半。
その後、4波調整に突入。
2波がランニング調整となっているためスピード調整となる可能性が高く、
短期間で強烈な下落幅を伴った調整となるはず。
2月後半に向けて急落した後、最後の上昇波である5波に突入して春の大天井を迎える。
どちらの見方をしても4月頃に大天井を迎える、その前に調整があるとの判断に
変わりはありませんが途中の動きの予想は異なります。
結局、現在は上下どちらに動くか分からないという結論(^^;
ただ、強気の買いに動くのは調整が確認出来てから、少なくとも2月後半までは
待つのが得策ではないかと考えています。
2月SQに向けて上下どちらかに動く可能性が高いのでオプションの買い場かも?
仮に新しい見方があたった場合は現物株も一度高値で処分します。