整備中に燃料漏れを起こした日航ボーイング787

13日午後1時40分ごろ、成田空港で整備中だった日航ボーイング787から、燃料約100リットルが流出するトラブルがあった。日航によると、米ボストン国際空港で8日(日本時間9日)に燃料漏れを起こしたのと同じ機体。ボストンでの燃料漏れの原因を調査するため、左翼エンジン付近の給油口から燃料を抜き出す作業中、左翼の燃料放出用ノズルから漏れ出した。
ノズルは、航空機が離陸直後にトラブルで引き返す際、機体を軽くするために燃料を放出する装置。整備中に勝手に開いた可能性が高く、装置が作動した際に表示される警告も出なかった。