トヨタ、5年ぶり単体黒字の公算 円安追い風に

arama-さん

 トヨタ自動車は、主に国内生産のもうけを示す13年3月期の単体営業損益(日本基準)が5年ぶりに黒字化する公算が大きくなった。国内外で新車販売が好調に推移したことに加え、最近の円安傾向が追い風となり、輸出分の採算が改善しているためだ。

 黒字化は雇用などを守る国内生産300万台体制の維持に不可欠で、国内製造業の空洞化の流れに対し、一定の歯止めが期待できそうだ。

 昨年11月時点では200億円の赤字を予想していた。為替レートは1ドル=79円と想定。

 しかし、為替相場は今年に入り一時1ドル=88円台を記録。円安が1円進むと年間の連結営業損益が350億円改善する要因となる。

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