女性首相が誕生しないのは人材不足が原因―。東北大大学院の吉田浩教授(公共経済学)は7日、そんな世論調査結果を発表した。調査は韓国大統領選で朴槿恵氏が当選したのを受け昨年12月26、27両日、首都圏の20歳以上の男女310人を対象にインターネット上で実施した。
国会議員と首長の約20人の名前を挙げて首相にふさわしい女性を聞いたが「現在の日本には適当な女性がいない」との回答が66・5%を占めた。
トップは小池百合子自民党広報本部長で8・7%だった。民主党の蓮舫元行政刷新担当相が3・9%、自民党の小渕優子財務副大臣が3・5%で続いた。