アメリカの同時に起きる不都合な事態を、1つは上限変更、1つは期限延期。ということなのか、ダウは昨日上げたが今日はやや戻そうとしている。
ドル87円、ユーロ114円とドル高・円安だったが、今夜少し戻している。ユーロ安・ドル高。
ユーロ圏からの輸出が有利な状況になっているのかな。
さて、明日は大発会。状況的にはご祝儀相場になりそうだが、輸入には不利な状況で、農産物や原材料などが高騰しそうで、関連株は上げにくいのでは・・・。さらに、今後も円安が進行すると、コスト高が消費価格を上げて、インフレにはなるが消費量は増えにくく、内需関連は何とかなっても全体の生産量は増えにくく、雇用が増えない傾向が続くことになりはしないか。気になる・・・。
とはいうものの、世界景気が好転しそうなので、当面の日本の財政計画は好感を持って内外に迎えられそうだ。で、明日から来週にかけての株価は急落は想定しにくく、かといって急騰は材料不足。よって年末の上昇気配が続く程度と憶測したい。