はるるっぴさんのブログ

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謹賀新年

素人のひとりごと日記です。

 

投資について思うこと(パート2)

 

先日、ある大手グローバル企業の若手ビジネスマンと話をした。
いろいろと勉強になる話を教えてもらった。
(就職難なので、優秀な人物を採用しているなぁ~と思う・・・)

 

途中、金融の話になった。

 

若手ビジネスマンが言った。

 

「物々交換から貨幣経済に移行するとき、黎明期があったのですねぇ~」

 

意外なアプローチだった。

 

その昔、豪族たちは、交易、物流が広がるときにくさらないモノで
価値を何で決めるか?問題になったとか・・・

 

貨幣を作るのが国になった。それぞれの村で作っていたのを国に統一した。
(今は、主に銀行券になっている。)

 

有名な本「人間の経済」に書いてありますよ(・。・)

 

などと若手ビジネスマンに教えてもらった。

 

有名な本と言われても知らないなぁ・・・

 

(^^ゞ

 

と思った。

 

勉強不足をあらためて感じました。

 

・・・

 

よく終戦後の混乱期の話を教えてくださる
ある高齢者の方が昔の給与明細を見せてくださった。
(今もある大手企業に勤めていらっしゃった。)

 

昭和26年(月俸) 1,800円くらい
昭和30年 14,000円くらい
昭和42年 72,000円くらい

 

また、その方のおじいさんにあたる世代の一部の高給公務員は
昔2円も月給をもらっていたと聞いた。(明治時代の話だと思う。)

 

参考になりました。

 

・・・


○円高

 

よく円高と聞くことがあります。
(ドル安、ユーロ安、ポンド安の一面もある。)

 

リーマンショックのときも、円高のおかげで
預貯金をしていた人は助かった!

 

今後、円高になるか、円安になるかわかりません。
しかし、これだけ世界的な金融緩和を続けると
通貨安になる可能性を否定できない。

 

そのとき、預貯金は目減りするので
(預貯金はインフレで目減りするなど安全資産ではない。)
現物資産で少しでもリスクヘッジすることは
長期投資家のひとつの選択肢かもしれない。

 

日本は、輸出立国なので円安になった方がよいとする話を聞くこともある。
ただ、日本の輸出依存度は、表面上GDPの15%にも届かない。(産業構造の変化)
輸出依存度がこの水準ならば、必ずしも円安が良いとは思えない。
(お隣の韓国のように輸出依存度が高いと自国通貨安により輸出企業が潤うことはある。)

 

製造業中小企業の経営者の方々と話をしても東南アジアの工場の話が結構多い。
円高よりも極端な円安になった方が原材料のコストが上がって困るといった
話もよく聞く。

 

円高でも円安でもない適度な水準が良いと思う。

 

○ティーパーティー運動

 

長期投資は、一つの出来事でも、その見方によって判断は変わる。(慎重になる。)

 

ひとつアメリカのTeaパーティーの例にする。(なかなか難しい)

 

一般的には、アメリカでの「小さな政府」を推進しようとする
お茶会(Tea Party)のイメージがある。

 

お茶を飲みながら話をしているシーンを何度かTVなどで見た。

 

Teaを1773年のボストン茶会事件に由来するTeaと読むか
「Taxed  Enough  Already」と読むかによって
イメージだけではなく、見方も変わってくる。

 

アメリカは、一部では、中間層⇒貧困層になっていると聞く。

アメリカの政策運営は今後とも課題が多い。

 

長期投資家は、いくつかの見方をしても良いと思う。

 

○健康

 

健康が「土台」になって、その土台のうえいろいろなことができる。
投資家にとってもやはり健康は大切に思う。

 

健康をテーマに投資をすることもよいでしょうが
健康知識も大切。

 

世の中、たくさんの情報があるので
できるだけ正確な情報をとるようにしたい。

 

食べ物に気をつけている女性から教えてもらった。
少し昔の本です。

 

「食品の裏側」

 

―みんな大好きな食品添加物

 

東洋経済新報社

 

どこから読んでも読める感じ

 

健康関連のおすすめの本

 

「糖質革命」

 

宝島出版

 

とても読みやすく1時間30分くらいで読めました。
良い健康の本だと思います。(個人的な考え)

 

投資関係の本では、N新聞2012年12月21日に「新政権私の注文」シリーズや
エコノミストの推奨本のひとつとして紹介されていた

 

米ユーラシア・グループ社長
イアン・ブレマー氏の著書

「Gゼロ」後の世界

 

日本経済新聞出版社

 

良い本だと思います。(勉強になります。)

 

○プラスだけするのではなく、マイナスもする

 

一般的に会社や学校などでは、プラスのことを教える。

 

イケイケドンドン!の会社もある。
(働いている人は余裕がなくなる。)

 

しかし、時には立ち止まってゆっくり考えることも必要に思う。

 

チャンス(時期)を待つこと
ダメと判断したら引くこと
スピーディーにするだけでなく、時にはゆっくりしてもよい。

 

長期投資家はプラスの計算だけではなく、マイナスの計算もできる。
自分のシナリオと違った方向にマーケットが動いた時に
どれだけマイナスになるか前もって計算し、対応できるようにしている。

 

「ひき算」勇気をもってする。

 

多くの投資家が熱くなっているときに
「やらない」と決める勇気もいる。

 

○失敗

 

みんかぶ株価予想は、かなりマイナスになっている。
参考までに予想している。

 

(特に日経平均構成率上位の銘柄⇒ヘッジファンドの活動を少しチェックできる。)
(ここまで金融緩和するとは思っていなかったので、予想外れです。)
(これからも楽観論は、何度かでてくることはあるでしょう。しかし、根本的な問題が
 解決していないので厳しい認識に変わりなし。株価の乱高下とは関係なく危機感を
 持っている。)

 

昨年2012年11月11日(日曜日)、日経平均株価が8,700円どころ
アメリカ大統領選挙の材料も折り込んだので
オプションの動向から見ても、株価上昇する可能性が高いと判断した。

 

その時、ひさしぶりにみんかぶの画面を見ると
6954、3099が少しプラスになっていた。

 

予想終了にしようと思ったが、プラスマイナス微妙なところだったので見送り。
結果、また、持ち上げられてしまいました。(>_<)

 

なるべく売り予想は少なくしたいのに、チャンスを逃してしまった。
ひさしぶりに予想をプラスで終わることにこだわり、失敗しました・・・

 

○魔法の言葉

 

投資を続けるには、儲けたいとする欲望を抑える必要がある。(個人的な考え)

 

われこそは、プロなり~

 

(`^´)!

 

と自信のある投資家は別です。

 

儲けようとする気持ちで冷静な判断ができないことはある。

 

どうして儲けようとする気持ちを抑えるのか
いつくか方法があるのでしょう。(専門家へ)

 

ひとつ、魔法の言葉「大丈夫」を使う方法がある。

 

自分の心の中に

 

「儲けたいよ~」
「上手くいったらこれだけ儲かって、好きなモノ買いたいなぁ~」

 

と言っている子供がいる。

 

その子供にゆっくりと「やさしいイントネーション」で(これ重要)
目を瞑って心の中でとなえる。

 

「もうけなくても大丈夫だよ~」

 

すると、また自分の中の子供が

 

「けど、やっぱり儲けたいよ~」と言うでしょう。

 

「損を取り戻したいよ~」とも言う。

 

そうすれば、再び冷静な大人の自分は

 

「大丈夫だよ~」と言う。

 

冷静な自分が大丈夫と言っても、何度でも自分の中の子供はやっぱり儲けたいと言う。
それでも、何回言われても、大丈夫と言い続ける。

 

上手くいけば、自分の中の子供は
冷静な大人の自分の言うことを聞くようになる。

 

儲けようとする欲望をコントロールできれば
オプション(基本は買い)なども
上手く利用できるようになるかもしれません。

(損切りもできる。株式投資は、損切りできてはじめて成功する。)

 

○クリーニングの視点

 

投資の場合、いくつか視点を変えることもしている。

 

あるクリーニング店の経営者と話をしたとき
クリーニング店から見た衣料品のよいモノを教えてもらった。

 

たとえば、日清紡(3105)のワイシャツは
そのクリーニング店の経営者から見て良いと言う。
それを聞いて会社の財務内容を見てみると良かった。
(ワイシャツも良かった。)
(個別銘柄を推奨している訳ではありません。)

 

反対に、一般的には人気のあるブランドでも

 

「おすすめしません~」

 

と言われるモノもある。

 

さまざまな視点に立って物事を考えることは必要に思う。
(長期投資家的な発想が簡単に通用する時代ではないことは承知している。)

 

○海外に行った人の話

 

投資にはグローバルセンス(国際感覚)も必要になる。

 

本当は、自分が海外のいろいろなところに行って現地の方と話をして
五感を使って、見識を高めることが良い。

 

しかし、時間やお金の問題もあり簡単ではない。

 

そこで、海外に行って来た人の話を聞くことにする。
特に海外に行って地元の人が行くようなところに行って来た人の話や
(観光地とは違う景色を見てきている)

 

ビジネスで海外に行って来た人の話は、参考になることが多い。
また、おもしろい話を聞くこともできる。
投資家は海外の情報を収集するアンテナを高くしておいてもよい。

 

○金融緩和

 

日米欧の金融緩和が続いている。

 

金融緩和で経済は本格的に回復しない。
(回復したように感じるときはある。)

 

経済が回復するには、アメリカのシェールガス革命など
いくつかのプラス要因や構造改革が必要になる。なかなか容易ではない。
(もちろん期待はしたい)

 

日本は、金融緩和をしなかったからデフレになったわけではなく
中国、東南アジア、韓国、台湾などの
新興国(ヨーロッパでは、旧東ヨーロッパ諸国など)で工業が発達し
それらの国々で製造することのできるモノの値段が安くなったことによる。

 

安くて良い中国製商品が日本に輸入されるようになった昔(10年ほど前)
安価な中国製商品との価格競争で困っていた(製造業)中小企業経営者の
苦労話を思い出す。(何度も聞きました。)

 

最近、ある家具店に行ったとき、値段の安い机を売っていたので
どこで作られたモノか見ると、スロバキア製だった。
(値段は)安い・・・

 

原因が新興国の工業の発展によるところがあるので
一般的に言われるデフレの原因から考えても、金融政策の効果は限定的と思う。

 

そもそもデフレなのか疑問に思うこともある。
普段、食料品を買っていてもデフレだから安いと感じることはないし
ガソリン価格、電気、水道料金なども安いと感じることはない。

 

値段が安くなったと言われるパソコンでも
性能の良い、日本国内組立のmouse computerを購入すると値段は普通です。
(安くもなく、高くもない。適正価格と思う。性能を考えると確かに安いか・・・)
(消費者物価指数の計算方法にも問題がある。)

 

仮に金融政策がデフレの原因でないとすると
金融緩和政策は、デフレの原因に対する対策になっていないとする見方もできる。

 

金融緩和政策は、将来のインフレの芽になる。


何度も日記に書きましたが

インフレには良いインフレと悪いインフレがある。

 

1月号FPジャーナルの一橋大学名誉教授、野口 悠紀雄氏の記事は参考になる。

 

最後のところ「資産運用が重要な課題に」タイトルの文章より

 

「最大の問題は、国債の国内消化が困難になったときに何が起きるかだ。

 歴史は通貨安とインフレであると教えている。」

 

・・・

 

「日本経済にとっての問題は、円高とデフレではなく、円安とインフレなのである。」

 

(前後の文章参照)
(FPジャーナル2013年1月号より引用)

 

わたしもその通りと思う。(個人的な考え。)

 

金融緩和による過剰流動性により

 

預貯金は、目減りしやすい
株式は乱高下しやすい
金(ゴールド)価格は上昇しやすい。

 

かもしれない。

 

・・・

 

金融経済の分野は、とても難しいと思う。
99.9%以上のことを知らない。
謙虚でありたい。

 

 

 

4件のコメントがあります
  • イメージ
    sariさん
    2013/1/4 05:07

     

    新年明けましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いします。

     

    最近は日記も少なくなりましたね。。

    私も人のことは言えませんが…

    でも減っても楽しみにしています。

     

    自民党が圧勝して株価が跳ね上がっていますが

    ちっとも楽観視できず

    皆さんのように大きく波に乗れないでいます…

     

    スーパーに行けば物価は少しずつ値が上がっているように思います。

    夫が会社からカレンダーをもらってこなくなりました。

    医療費もあがりました。

    人の関わりも殺伐としているように感じます。

    でも生きにくい時代ではあっても戦争があるわけでもなし。

    やれることをやっていくしかないですね。

     

    お忙しいとは思いますが日記を続けていただけるとうれしいです。

     

    それでは。。^^

     

    sari

     

     

  • イメージ
    うーたんスキーさん
    2013/1/12 01:44
    寒中見舞い申し上げます。

    今年も宜しくお願いします。

    良き一年でありますように!
  • イメージ
    はるるっぴさん
    2013/1/20 21:13

    よろしくお願いいたします。

     

  • イメージ
    sariさん
    2013/1/22 19:47

    こんばんは

     

    私は株とはてんで関係のない日記を書いていますが

    たまには遊びにいらっしゃいませんか?

     

    全くためにならないしつまらないとは思いますが・・^^;

    たまには気を抜くのはどうでしょう。^^

     

    返信は結構ですので^^

     

    http://www.youtube.com/watch?v=8We0SwZHd9A

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