横浜田園都市病院(横浜市緑区)でノロウイルスとみられる感染性胃腸炎の集団感染が発生し、患者4人が死亡した問題で、横浜市は30日、発症者が105人に増えたことを明らかにした。市は同日午後、病院に立ち入り調査する。調査は病院から報告を受けた27日から4回目。
市によると、29日午後5時までに発症した患者と職員計99人に加え、30日午前9時までに新たに患者5人と職員1人が発症した。重症の80代男性の容体に変化はないという。
横浜田園都市病院では25日に介護職員3人が嘔吐や下痢などの症状を訴え、26日から患者も相次いで発症した。