今回の衆院選を巡っては、自・公勝利が見込まれていたが、3分の2以上の議席確保は想定以上の大勝と受け止められ、日銀に対する緩和圧力が更に強まる可能性が高まり、早朝から円売りが加速した。市場では19・20日の両日に開かれる日銀の金融政策決定会合に焦点を当てている為、それまでは期待先行から円安基調が続くと思われる。19・20日の日銀金融政策決定会合に関しては、週間見通しでお話しした通りである。現在の日本経済は、金融政策や財政政策だけでは効果は限定的であり、新政権の対応次第では失望感から為替相場が円高方向へと向かってもおかしくないと思われる。
本日の夜間取引は、注目する経済指標の発表も無く、為替動向に左右する展開となる見通しである。チャート面から見ると、NY金は1,700ドルを割り込んで来ており、200日移動平均線1,670ドル近辺へと向かっている様に見受けられる為、戻りは売りが有効か?
夜間取引レンジ 4,541円~4,605円
池末
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