金【総選挙を控え為替の影響を受ける?】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、海外相場は急落するも為替相場の円安を背景に、手じまい買い先行で始まり前日比6円高の4577円で寄り付く。その後、NY時間外の回復と円安進行で買い進まれ結局前日比18円高の4589円で終了。

13日のNY市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)をこなしたことで売りが出て反落。その後米国の「財政の崖」問題を巡り協議に進展が見られないことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和政策を転換するのではとの懸念が浮上し大幅に売られ前日比21.1ドル安の1696.8ドルで終了。前日、FOMCで量的緩和の拡大を好感して買われるも、再度の1700ドル割れとなった。一部で米景気の先行き不安が緩和との見方もあるが、米国の「財政の崖」をめぐる不安から金のポジション解消となっている模様である。FRBが量的緩和を発表し、欧州連合(EU)財務相理事会も銀行監督の一元化の具体策で合意したことで、一旦主要材料の織り込み済み感が広がっている。今後は行き詰っている「財政の崖」問題の行方次第と思われる。

本日夜間取引時間は、12月のユーロ圏PMI(19：00)、11月の米消費者物価(22：30)などに注目。ただ、総選挙を控え為替相場の動向の影響を受ける恐れがあるため、結果を見極めようとのことから現状水準でのもみ合いと思われる。

夜間取引レンジ　4,539円～4,596円

中川

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