12の政党が乱立する総選挙だが、この党に託したいというものがない。そうなると、消去法で、どこがましかという選択になる。
自民党は中国との対決姿勢、憲法改正や国防軍の提唱など、右傾化が甚だしく、安倍さんのもとでは危うい。
公明党の主張は、穏当ではあるが、創価学会が基盤。
みんなの党は、単に嫌い。
維新の会は、石原代表の主張など、右翼そのもので、まったくついていけない。橋本さんは石原さんと組んだことを悔やむことになるだろう。その橋本さんの主張にしても、消費税の地方税化など、荒唐無稽のものが多く、話にならない。
未来は、実質的に小沢さんの党で、民主党時代の失敗に懲りずに、また子供手当年間31万円などと言っている。名目的代表の嘉田さんにはリーダーシップが全く感じられない。
共産党は、イデオロギーが違う。
社民は福島党首のもと、伝統を食い潰して先細りあるのみ。
国民新党、大地、改革、新党日本などは、泡のようなもので、敢えて論じるまでもない。
私の中では、このように他が消えて、民主党が残った。小沢、鳩山、管の時代の民主党は酷かったが、野田民主党になり、去る者は去って、すっきりしてからは、良くなったと思う。
前回の総選挙では、嘘八百の民主党マニフェストに騙されるなと、民主党を伸ばすことには反対だったが、今回は、民主党が相対的にましに見える。
そうは言っても、自民党が勝ちそうな情勢。
選挙のときは勇ましくても、政権を取ったら穏当になるというのであればよいが、勇ましいままであれば、日本の国はどうなることやら。