8日午後10時半ごろ、山形県の庄内空港で、羽田発の全日空899便ボーイング737が滑走路から数十メートルオーバーランするトラブルがあった。
庄内空港事務所や全日空によると、乗客161人、乗員6人が乗っていたが、けが人はいなかった。機体は停止位置を越え、滑走路の先の緑地帯に全長約40メートルの機体全体がはみ出す形で停止した。機体に損傷はない。
乗客らは機体に横付けされたタラップで外へ出たという。当時、北西の風約6・5メートルが吹いており、機体は斜めから風を受けていた。気温は1度前後だったとみられ、雪が降っていた。