6日の東京株式市場は、米国の減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」に対する不安の後退や、外国為替市場での円安傾向を好感した買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)が続伸。終値は前日比76円32銭高の9545円16銭となり、4月27日以来、約7カ月ぶりに9500円台を回復した。
全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は6・88ポイント高の788・74。出来高は約20億1100万株だった。
午前は、円安ドル高傾向で輸出関連株、内需関連株ともに買われた。午後は衆院選後の新政権の経済対策強化の期待が加わり、出来高を伴って一段高となる場面があった。