米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、ギリシャ国債の長期信用格付けを「トリプルC」から、一部のデフォルト(債務不履行)を示す「SD」に引き下げたと発表した。
ギリシャ政府が3日、民間投資家などが保有する国債を元本の約3~4割の価格で買い戻すと発表し、保有者に損失が発生することから格下げした。国債買い戻しが完了すれば、「トリプルC」に戻すとしている。
S&Pは2月にも、ギリシャをいったん「SD」に格下げしたことがある。
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、ギリシャ国債の長期信用格付けを「トリプルC」から、一部のデフォルト(債務不履行)を示す「SD」に引き下げたと発表した。
ギリシャ政府が3日、民間投資家などが保有する国債を元本の約3~4割の価格で買い戻すと発表し、保有者に損失が発生することから格下げした。国債買い戻しが完了すれば、「トリプルC」に戻すとしている。
S&Pは2月にも、ギリシャをいったん「SD」に格下げしたことがある。