独り言

暁投資顧問さん
暁投資顧問さん
現在平成24年12月6日(木) AM5:18

現在取引中の米国株式市場は
ダウ工業株30種 13076.82 (+125.04)
ナスダック総合 2986.94 (-9.75)
尚、CME日経平均(円建て)は 9450円 となっております。

ダウ平均はシティグループが1万1000人の人員削減を発表し、コスト削減策を加速させていることで、シティの他、銀行株の上昇が指数をサポート。
他のダウ採用銘柄ではトラベラーズやバンカメ、JPモルガン等が上昇しております。
100ドル超の上昇とはうらはらにナスダック指数はマイナスで推移しております。
こちらはアップルが大幅に下落しており指数を圧迫。
一部調査会社が2016年までにアップルのタブレットのシェアが50%以下に落ち込むとレポートを発表。
これが嫌気されている模様です。
また、アップルは特別配当への期待感が後退していることもあり、年末で見切売りも出ているのではという観測。
以前、管理人の独り言にて、上昇を続けていたアップルの先行きについて触れましたが奇しくも、あの辺りが直近では天井となった可能性が高いです。
どんな企業もそうですが、事業規模が拡大し市場を占有するシェアが拡大してくると業績は鈍化していくものです。
ジョブズ亡き後のアップルがどうなっていくのか注目ですね。
しかしダウ平均とナスダックがここまで乖離するとは恐るべしアップルです。

そして昨日の東京株式市場は小じっかりの展開でした。
昨日の独り言で触れた注目の9983 ファーストリテイリングは前日の下げを大きく挽回する上昇で年初来高値を更新。
日経平均への寄与度も相当大きいものでした。
ただ、度々申し上げているようにファーストリテイリングは裁定買いに利用されている印象が強いです。
高値から急落する局面が非常に多いですし、ファンダメンタルズ的にも決して割安とは言えません。
需給による値動きで大きく動きますから、デイトレ以外での買いエントリーは避けた方が賢明でしょう。

9983 日足チャート


日本株で盛り上がっているセクターと言えば現在は建設関連銘柄。
その前は円安に感応度が高い輸出大型企業でした。
昨日このようなニュースがございました。
6年ぶり3000万人突破へ=年末年始旅行、中国は25%減―JTB推計
また4日に日本政策投資銀行が発表した韓国・中国(北京・上海)、台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシアの8地域を対象とした訪日外国人旅行者調査によると、日本がトップクラスの人気だと言う事が分かりました。
訪日外国人者数は東日本大震災発生以降に大きく減るも回復基調にあるようです。
こうしたニュースを受けて、短期的にはレジャー関連銘柄が物色されるかも知れませんね。注目です。
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