関西電力のコールセンターに勤める女が契約者の個人情報を漏らしていた疑いで、２９日、逮捕されました。警察は３０日、女の勤務先を家宅捜索しました。
五月女早苗容疑者（４３）が派遣されている関電のコールセンターへの家宅捜索は、３０日午前７時半頃から２時間半にわたり行われました。五月女容疑者は、契約者の女性２人の名前や住所などを知り合いの探偵業・矢木浩一容疑者（３９）に不正に漏らした疑いで、２９日、逮捕されました。
警察の調べに、五月女容疑者は、「お金が欲しくてやった。生活費の足しにしていた」と容疑を認めているということです。
五月女容疑者は８年前からオペレーターとして働き、関電管内の９府県・１３５０万件の契約者情報を知ることができましたが、逮捕容疑のほかにも３年前から情報の漏えいを始め、１件あたり５０００円から１万円の報酬を得ていたということです。（30日11:40）
