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「やる気」にさせる神経回路発見
運動を制御する大脳基底核の一部にある「腹側淡蒼球」という部位が、報酬の量を予測し、運動や行動の「やる気」につなげる神経回路の一部であることを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の橘吉寿助教(神経生理学)らの研究チームがサルへの実験で突き止め、米専門誌電子版11月21日号に発表した。
腹側淡蒼球の働きはこれまで明らかになっていなかったといい、橘助教は「報酬や、やる気に関わる部位が新たに見つかった。やる気が学習意欲や習熟度をコントロールする仕組みを解明したい」としている。
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