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同じ銘柄ばかり見てる人はかわいそう?

直接その人のリアルボードや売買記録見たわけでもないのに、

良くわかったような事を書けるものだと、僕は逆に彼が哀れに想えた。

 

そんな風なお山の大将的発言でカリスマ性を保たねばならない、

彼の居場所の狭さにも哀愁が漂う。

 

現役のころの相場と今は全く違うはずなのに。

 

2003年頃からかな、リアルボードにいくつも銘柄を入れて

一覧で株価の動きが個人投資家も見られるようになった。

 

買いがいくつ出てて売りが総数でいくつで買いがいくつでって

沢山の銘柄の細かい事が一目瞭然で個人投資家が見られるようになった。

 

それから負けてる個人投資家が増えたと、僕の取引している某証券会社の担当者(現役)が云う。

 

隣の芝生は青く見える。

ましてや自分が良いと想った順番に並べるのだから。

リアルボードの一番上の左端には自分が最も良く見たい銘柄を載せ、

そこから右へ下へと気になる順に銘柄を載せる。

 

このみんかぶもそうだが証券会社から与えられたリアルボードもまた、

個人投資家がどの銘柄を気にしてるのか証券会社やヘッジなどがリサーチできる、

簡単で都合のよい道具となっている。

 

 

 

いろんな気になる銘柄を沢山一度に追いかけるようになってから

大きく株で負ける人が増えたのだ。

 

心理戦だからねぇ。

追ってた銘柄が良くないとその隣の青い芝生で寝ころびたくなる心理を

巧く利用している。

 

僕も色んな銘柄をボードに入れてるけど、

ザラ場中にリアルタイムで追っかけてるのは殆ど1つ。

 

だって諺にもあるじゃない?【二兎追う者は一兎をも得ず】って。

 

優秀な銘柄を1つだけ集中して追う(見る)

悪い時には外す(休む)。

その、休むを入れられないのが、今のネットトレーダーの実状。

本命の株が良くないときは外すが、矢継ぎ早に他の青い芝生に入って遊ぶ人がほとんどだろう。

 

証券会社にとってそんなに美味しい事はない。

 

リアルボード提供すれば、リサーチも簡単なうえ、

売買手数料も増えると来ている。

 

証券会社は二兎を得ているのだ。

 

個人投資家にとって、そんなアホらしい事はない。

 

今日のテーマ株とかミーハーな銘柄ではなく

長期で上がる優秀な銘柄を絞り、良い時に乗り悪い時は降りて休む。

それが最も賢いのだ。 最高でも3つ)

(サブ的銘柄は最低でも5つ以内に絞るべき。何十個も全部把握できる?

 みんかぶみてると呆れる。何十個も何百個も銘柄をPickに入れてる人がいるが、

 把握できてるわけがない。出来てたらギネスにのるくらいの超人だね。)

 

それなのに、何故「同じ銘柄ばかり見てる人はかわいそう」なのだ?

 

今では化石となった時代の証券会社色に染まったまま

老齢で個人投資家になった人の云う事は

余り鵜呑みにしてはいけないよ。

 

ラッコ

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