金【欧米がどの様に評価するか】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

20日の東京金日中取引は続伸。週明け19日のＮＹ金相場が、米国の「財政の崖」問題打開への期待やユーロ高・ドル安を受けて、約1カ月ぶりの高値を付け続伸した流れを引き継ぎ、手じまい買いが先行して始まった。その後、フランス国債の格下げに伴い軟化したＮＹ金時間外取引が、ユーロ安・ドル高の一服を眺めて下げ渋っている事から、買い優勢の展開となった。

16日に行われたオバマ大統領と与野党幹部による「財政の崖」を巡る協議を受け、年内の一定の合意に達するとの期待感が浮上した事やユーロ圏財務相会合でギリシャへ300億ユーロ超の支援融資が承認されるとの見方が強まった事などから、投資家心理の改善が金への買いに繋がった。フランス国債格下げや日銀金融政策決定会合の現状維持には、現時点では大きな材料にはならなかった。

本日の夜間取引は、米国の住宅関連の経済指標（22：30）の発表が予定されているが、フランス国債格下げや日銀金融政策決定会合の現状維持の結果をヨーロッパタイム・ニューヨークタイムでどの様に受け止められるかが注目となる。為替動向に注意が必要か？


夜間取引レンジ　4,495円～4,555円

池末

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