金【利食い!】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

週明け19日の東京金日中取引は反発。16日のＮＹ金相場が、米国の「財政の崖」問題を巡るオバマ大統領と与野党幹部の協議の行方に神経質な展開のなか、イスラエルとパレスチナの対立が激化する中東情勢を背景に、「安全資産」としての金への買いが入った流れを引き継ぎ、40円高の4,512円で始まった。その後は、19～20日の日銀金融政策決定会合を控えて、4,500円台の攻防となった。また、朝方の安倍自民党総裁の発言で金融緩和観測が強まった事も、金への支援材料となった。

米国の財政問題については、オバマ大統領が議会との交渉を開始したが、協議は年末にかけてが本番となる見通し。中東情勢悪化での「安全資産」としての金買いは、有事のドル買いも入る為に、水準はさほど変わらず、レンジ内の揉み合いが継続されると考えられる。更に、今週は22日が米国の感謝祭、23日が日本の勤労感謝の日と週末にかけて日米が祝日となっている事を考えると、一方的に円安に進む可能性は低いのでは無いか。ここは利食い先行が賢明か？

本日の夜間取引は明日の日銀金融政策決定会合、ユーロ圏臨時財務相会合（ギリシャ支援についての話し合い）を控えて、材料待ちの展開となる見通し。


夜間取引レンジ　4,477～4,539円

池末

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