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北九州市の水ビジネス インドネシアでも受注

 北九州市は14日、インドネシア・スラバヤ市での下水道整備計画の策定に向けた調査業務を、民間企業と共同で、国土交通省から受注することが内定したと発表した。下水道の整備手法や、北九州市の水道技術が現地で活用可能かどうかを現地調査し、来年3月までに報告書をまとめることで、計画策定業務や、設計業務の受注につなげたい考え。

 市は上下水道関連のノウハウを海外に輸出する「海外水ビジネス」を進めており、受注はカンボジア、ベトナムに続き3カ国目。

 スラバヤ市は人口約300万人でインドネシア第2の都市。下水道が未整備で、未処理のし尿や生活排水が流れ込む河川の汚染が深刻という。同国では、同市など主要15都市の下水道普及率が2%。同国政府は2014年末までに普及率20%を目標に掲げ、今後、整備促進が見込まれる。

 そこで、都市インフラの輸出を推奨する国交省が、調査業務の委託先を公募。設計コンサルタント「オリジナル設計」(東京)と、北九州市の受注が内定した。同社の受注額は約600万円。うち市は調査への助言やスラバヤ市との連絡・調整を担当し、約170万円の収入を見込む。

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