金【リスク回避モードの高まり】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

本日の日中取引時間は、NY時間外取引安を受け手じまい売り先行で始まり、前日比12円安の4433円で寄り付く。その後も、円高やNY時間外の軟化を嫌って売られ、結局前日比34円安の4411円で終了。

12日のNY市場は、米国の金融緩和措置継続の観測を背景に買われているが、新規手がかり不足で伸び悩んでいる。週内に予定されている財政問題の協議を控え様子見姿勢の模様である。一方、欧州ではギリシャ支援に関して話し合う財務相会合が開催された。しかし、ギリシャ向け次回融資は承認されず、11月20日の会合に持ち越しとなった。欧州債務問題に対しては、懸念材料が多く不透明感を強めている。そのため、金の上値を抑える要因となっている。15日に発表される7～9月期のユーロ圏実質GDP(国内総生産)次第でリスク回避の動きが強まる恐れがあるのでは。再度1700ドルの攻防となるかに注意が必要と思われる。

夜間取引時間は、急激な値動きは考えにくいが19：00発表の独景気期待指数に注意したい。国内外ともリスク回避モードの高まりで下値模索の時間帯か？


夜間取引レンジ　4,385～4,434円

中川

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