モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望97
メリカ大統領選挙で、オバマが勝利し、ダウ、ドルが売られる。ユーロが売られはじめ、1.2700で、取引を終える。
ユーロの下落は、ギリシャの手元資金枯渇によるデフォルト懸念によるものとされている。ギリシャは、とっくの昔にデフォルトしているようなものなので、何をいまさらというような感じではあるが、それでも、ユーロは下落してしまうのである。
円は、いったん79円割れを示現しそうであったが、79円割れを前に、反転し、79.50で取引を終える。おそらく、中国の貿易収支が、11月10日に発表になるので、その前の売戻しと考えられる。中国の貿易収支が、黒字であれば、日本が赤字である可能性が高いからである。つまり、日本の貿易
収支が、赤字となるからで、そうであるならば、円安になる可能性が高いからである。
しかしながら、オバマ再選により、大まかなドルのトレンドは、ドル安と考えられるのと、来年の初頭のアメリカ財政の崖が、鎮座ましましているので、ここから、円安に戻るというのは、少し考えにくい。
11月15日が、ヘッジファンドの45日ルールの今年の期限であるので、そこが、円高から円安への転換点となるという向きもあるが、年初のビックイベントを控え、転換点となりえるのかという疑問もある。
株は、ダウの300ドル安ののち、弱含みとなり、日経平均先物は8750で取引を終えた。貿易収支が赤字化すれば、円安にはなるが、企業収益は悪化していることになるので、株は上がりにくくなり、貿易収支が黒字であるならば、円高になり、企業の収益が落ちてしまうことになるので、株は買いにくくなる。どちらにしろ、買いにくいのが、日本の株である。
ウシ象は、ある個別銘柄を空売りしているのであるが、それは、半導体向け洗浄機を製造している会社なのであるが、ストップ安になってくれたので、すこし幸せを感じているところである。エルピーダが、株式市場から退場し、ルネサスエレクトロニクスもそろそろという状況である。そのような状況で、半導体関係が無事で済むわけがないのにもかかわらず、決算前に、買い上げていたが、不思議な思いで、傍観していた。そろそろ、出来高の少ない上方修正をした会社の株でも買おうかと考えているところである。あるいは、ルネサスエレクトロニクスでも空売りしてみるのも、一興か?
ヘッジファンドめ!やりたい放題だな!
ただし、眠れる巨人日銀が、三年寝太郎状態から目覚め、緩和スタンスをとるということらしいので、株の空売りは慎重にする必要がある。
<為替相場>
ドル円 78.25~80.20
ユーロ円 98.50~102.50
ユーロドル 1.2520~1.2850
もう年末である。敗戦処理トレード状態であり、短期トレードに終始した方がよいかもしれない。取引が細っているはずなので、動きがつかみにくいかもしれないので注意が必要となるだろう。
来週は、11月14日にFRB議事録が発表される。ギリシャの財政破綻が11月16日から11月末日に迫る。ドラキがギリシャ支援に否定的な見解を示したと報道される。
オバマ再選で、ドル安であるのにもかかわらず、ユーロだけが、安かったのはこれのためである。ユーロ売りで行きたいところであるが、代わりに豪ドルを売ってみようかと考えているところである。あるいは、豪ドル、ユーロ半々で行ってみようか(もちろん、ロスカット入れる必要がある)。
特には、目立った指標はないようなので、やはり、ギリシャ関係のニュースで、相場が動くかと考えている。
<株式相場>
日経平均 8350~8950
個別銘柄の売りで行きたいと考えている。現在の売り銘柄の追加売りよりも、他の銘柄を売ろうかと考えている。ジーンズメイトを売ろうかと思い、注文を出そうとしたところ、非貸借銘柄とのことであった。
ギリシャ問題と、アメリカ財政の崖があるので、買いにくい。上方修正銘柄を買ってみようかと考えている。
食品関係で、高PER銘柄に、かなり空売りが入っており、逆に底堅く推移してしまっている。
最近、変わった夢を見る。以下のような夢である。
赤い帝王が、電気を発している。その帝王の色は、青色である。赤い帝王は、自分は黄色であり、茶色ではないと叫んでいるのであるが、それは逆立ちである。
赤い帝王は、「おれは、黒色だ」と叫びながら、ベットを振り上げ、犬をたたいているのであるが、その犬は、三毛猫で、ハムスターである。ウワン、ウワンと泣き声をあげている。
ところで、今日、政治家のポスターを見たのであるが、そこには、次のように書かれていた。政治は夢の実現であると・・・・・・。
ウシ象が見た夢を実現してくれるということであろうか?