9日の東京金日中取引は反発。8日のNY金相場が世界的な緩和政策継続との観測で、特にオバマ大統領が再選した事で、金融緩和の長期化観測などを背景にインフレヘッジとして上昇した事を受けて、東京市場もNY金の流れを引き継ぎ、手じまい買いが先行して始まった。その後は、NY金時間外取引が堅調に推移している事や週末のポジション調整などの動きから、ジリジリと値を上げ4,450円台の攻防となった。

本日の夜間取引は、特に注目する経済指標の発表は無いが、昨日と同様に、米国の「財政の崖」問題を巡る不透明感から来る、安全な資産として、金を求める動きと、スペインやギリシャの支援問題の決着が長引いている事や、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が「景気回復の勢いは依然弱い」と発言した事などの強弱材料から、週末のポジション調整の動きが強まると思われる。唯一、注目する事は、日本時間10日未明(午前3時05分予定)のオバマ大統領の今後の経済・財政政策についてのホワイトハウス演説となる。オバマ大統領が「財政の崖」回避に向けて、どの様な姿勢を示すかが最大の焦点となる。押し目買い方針に変化は無いが、ここは利食い先行か?


夜間取引レンジ 4,407~4,493円

池末


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