ファイル共有ソフト「パーフェクトダーク」でわいせつ動画をネットに流したとして、愛知県警は、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列の疑いで、同県安城市古井町の会社員林大文容疑者(31)を逮捕し、9日送検した。県警によるパーフェクトダークの摘発は初。
逮捕容疑では、林容疑者は3月中旬~9月上旬、自宅のパソコンから、わいせつ動画をネットに流したとされる。県警によると、容疑を認めており、わいせつ動画を約140点流したと供述している。
警察当局によると、パーフェクトダークは2006年ごろに利用を確認。匿名性が高く、「ウィニー」「シェア」の後継ソフトとみられ、これまでの摘発は10年の京都など3府県警のみという。
愛知県警は7、8の両日、警視庁、富山県警など5都府県警による初の「パーフェクトダーク」一斉取り締まりを実施。林容疑者を含め、22~55歳の男計8人を逮捕した。