ウォール街に批判的だったオバマ米大統領の再選を受けて、11月7日のNYダウは、312.95ドル(-2.36%)の大幅下落となり、ロムニー共和党候補同様に、敗北宣言となった。
オバマ米政権の2期目には、「ボルカー・ルール」や「金融規制改革法(ドッド・フランク法)」の強化により、投資銀行的な業務に足枷がかけられることは確定的となった。
また、先日のG-20財務相・中央銀行総裁会議では、公的なサイドから、民間サイドの金融規制を強化する動き、すなわち、レバレッジやシャドーバンキングなどの業務に足枷をかけることが再確認されたことで、米国だけでなく、グローバルな監視網が構築されつつある。
米系ヘッジファンドは、通常、年末11月-12月に向けて、ポジションを手仕舞い、年初に蒔いた投資の種の収穫を上げるが、その時期的な目途は、「ヘッジファンド解約45日前告知ルール」により、11月15日までとされている。
今年は、これまでの世界的な投資環境の悪化と、これからの更なる悪化の可能性により、顧客からの手仕舞いの要請が大規模に及ぶ可能性を留意すべきなのかもしれない。
(記事元)
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20121108-00933014-fisf-bus_all
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ラッコのつぶやき
今後は例年にない、Hedgeなどの荒い動きに要注意。
毎度おなじみのーっていうのが、「あれ?」ってわからなくなるかも。
読めない相場で無理は禁物。