【ニューヨーク=川上穣】
7日午前のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は急落し、下げ幅は一時360ドルを超えた。6日の米議会選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ」が確定。
年末に期限が迫る「財政の崖」問題への対応の遅れを懸念した売りが膨らんでいる。
欧州株の下落も重荷になり、ダウ平均は取引時間中として約2カ月ぶりに1万3000ドルを割り込む場面があった。
外国為替市場では円買い・ドル売りが先行。円相場は前日比45銭円高・ドル安の1ドル79円85~95銭で推移している。
2012/11/8 1:45