金【オバマ再選を受けての欧米の反応は?】


7日の東京金日中取引は、6日のNY金相場の急伸を受けて、手じまい買いが先行して始まった。その後は、NY金時間外取引と為替市場のドル・ユーロの動きや米大統領選の投開票結果に揉み合った。

6日のNY金相場は、米大統領選で現職のオバマ氏が再選されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策を続けると見込んだ買いとテクニカル的な買いも入り相場を押し上げた。最近の下落でNY金は200日移動平均の1,670ドル近辺まで下げた事で、チャート上ではサポートされた形となり、反転の時期にあった事も金買いを促進させた。ただ、NY金は、一目均衡表の厚い雲の中にあり、オバマ再選で買われた相場も1,730~1,736ドル近辺が戻りのピークで、その後は、再び雲の下限へと向かうと考えられる。サポートラインは、週足の雲の上限1,698ドル近辺、若しくは200日移動平均1,670ドル近辺となると思われる。ここは利食い先行が賢明か?

本日の夜間取引は、明日からの中国共産党第18回全国代表大会を控えて、オバマ再選を受けての欧米の株式相場の反応や欧州の経済指標発表に注目する。


夜間取引レンジ 4,397~4,481円

池末


今、夜間取引がおもしろい!取引終了午前4時までフルサポート!

無料口座開設、お問い合わせはこちら。
日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さんのブログ一覧