6日のNY金相場は、米大統領選で現職のオバマ氏が再選されれば、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策を続けると見込んだ買いとテクニカル的な買いも入り相場を押し上げた。最近の下落でNY金は200日移動平均の1,670ドル近辺まで下げた事で、チャート上ではサポートされた形となり、反転の時期にあった事も金買いを促進させた。ただ、NY金は、一目均衡表の厚い雲の中にあり、オバマ再選で買われた相場も1,730~1,736ドル近辺が戻りのピークで、その後は、再び雲の下限へと向かうと考えられる。サポートラインは、週足の雲の上限1,698ドル近辺、若しくは200日移動平均1,670ドル近辺となると思われる。ここは利食い先行が賢明か?
本日の夜間取引は、明日からの中国共産党第18回全国代表大会を控えて、オバマ再選を受けての欧米の株式相場の反応や欧州の経済指標発表に注目する。
夜間取引レンジ 4,397~4,481円
池末
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