金【今夜もレンジ内！カウンタートレードが有効か？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、欧州危機の後退観測を背景にNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、手仕舞い買いが先行して始まる。前日比35円高の4430円で寄り付く。その後、NY時間外は小幅な動きであったが、円安の進行とともに値を上げ結局前日比47円高の4442円で終了。

再開した31日のNY市場は、11月12日のユーロ圏財務相会合でギリシャ救済策が話し合われる可能性が出たため、欧州債務危機に対し楽観的な期待観測が広がった。そのためユーロ高・ドル安となり割安感から金は買われた。しかし、米雇用統計を2日に控えているため警戒感から上げ幅は限定的なものであった。数日間1700ドル維持を巡っての攻防が続いているが固まりつつある。しかし、2日の発表で大きく改善を示すようなものであれば、追加金融緩和の早期終了観測から売られることもありえるため、予断は許せない。

本日夜間取引時間は、10月のADP全米雇用報告(21：30)、ISM製造業景況指数(23：00)、消費者信頼感指数(23：00)など米経済指標が注目される。引き続きレンジ内取引と思われる。


夜間取引レンジ　4,399～4,457円

中川

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