【株式評論家の視点】UBIC着実な下値切上げ相場

【株式評論家の視点】UBIC着実な下値切上げ相場、ディスカバリで株価居所変える

<銘柄の見所>

  UBIC (東マ)が順調な戻り相場を演じている。二進一退型の力強い出直りパターンを描いており、そうした波動を受け継ぎ、本格的な訂正高局面に踏み込みつつあるニュアンスだ。

  今2013年3月期の第1四半期は営業利益が4億9700万円と前年同期比17.1%の減益に見舞われた。
ただ、これはあくまでも表面的な数字

売上総利益の段階では前年同期の7億7700万円から当期は9億3800万円に大幅に向上している。
販売費及び一般管理費などの一時的な増加が要因と思われる。

  今3月期の営業利益は24億円と通期比5.4%増が見込まれている
同社が圧倒的強みを持つ訴訟におけるディスカバリ(証拠開示)部門は、最終的な司法判断の後で支払いとなるため、予想の時点ではどうしても抑え目の数字が公表される傾向が顕著。
従って、証券会社では今期の営業利益については28億5000万円と過去最高益更新を有力とみて、来2014年3月期は増益に拍車がかかるものと見ている。
現在の水準ではPBR15.7倍と必ずしも割安ではないが、来期以降を見通せば、一転大幅割安になる見通し。

同社の業容への認知度アップとともに、株価も大きく居どころを変えていく可能性が強い。



 


 

関連銘柄
フロンテオ
タグ
#UBIC
☀サインは無限大☀(^∞^)☀さんのブログ一覧