モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望95
円が、80円を超える円安となる。先週の円安は、日銀の追加緩和期待によるものである。
日経平均が底堅いのも、それが原因であると考えられる。
日銀の追加緩和の有無は、神のみぞ知るところであるが、次の日銀の総裁人事が焦点になっているようなので、財務省主導の日銀総裁人事を避けるために、追加緩和する可能性があるとのことである。
今までの日銀総裁の言動から考えると、追加緩和はなさそうである。もともと、量的緩和はしても無駄と言っているのだから、日銀総裁の人事で、主義主張を変えるというのも、おかしなところである。
しかしながら、人間というものは、利益を目の前にすれば、変わるものである。
来週の火曜日が楽しみである。円を買うとすれば、日銀の政策発表ののちでよいと考えている。株も同様である。おそらく、下方修正ラッシュとなるだろうから、売りたい放題である。日経平均を狙うよりも、個別銘柄で、買戻しが入っているものを狙いたいところである。
来週のビックイベントは、10月30日の日銀の政策発表である。総裁再選を狙い、主義主張を変え、なりふりかまわずに、緩和に走るかどうか乞うご期待である。
後は、アメリカの10月の失業率がどうなっているかにより、ドルの強弱が、決まるので、ここも注意が必要である。
<為替相場>
ドル円 77.80~81.20
ユーロ円 101.20~105.20
ユーロドル 1.2820~1.3120
ユーロは生煮え状態である。スペインの援助要請が、まだ、なされていないためである。スペインは、カタルーニャ州の独立も絡んでくる状態であるので、援助要請の時期が、かなり難しいのだろうと考えられる。11月には、カタルーニャ州の選挙もあるので、援助要請があるとすれば、年明け、そうそうというところか?
日銀の追加緩和もあるので、週の前半は、円安方向に振れ、緩和があれば、木曜ぐらいまでは、円安か?
11月のアメリカの大統領選挙。1月の財政の崖。問題が山積みになっているので、短期での取引を中心に考えたほうがいいかもしれない。
<株式相場>
日経平均 8550~9150
こちらも日銀次第であると考えている。そろそろ、年末から年明けにかけての、上げ上げ相場に発展しそうであるが、アメリカの財政の崖があるので、注意が必要である。
割安銘柄で、上げていないのを探し、しばらく、抱いておくのも手かもしれない。
アメリカの財政の崖が、かたづけば、来年、日経平均10000もある可能性もあるので、そろそろ、一段安で、買ってもよいかもしれないと考えている。
10月27日に、イノシシを見た。驚いた。とっても驚いた。以上!
勉強になります。m(_ _)m
ユーロはレンジの可能性が高そうなので、
久しぶりに円が主役の週になりそうですね。
追加緩和を市場はすでに織り込んでいるので、
サプライズは規模次第だと思うのですが、
前回の緩和の事を思い出すと過度な期待は禁物な気がします。
なので自分もモウ山先生と同じく、ドル円の戻りを売り目線で見ております。
円は、すぐに切り返してしまいました。
年末なので、予想が難しくなりそうです。
バーナンキの去就とアメリカ大統領選挙の結果次第であると考えております。
日銀の緩和の結果の円安でなく、大統領選挙をにらんでの動きと思います。