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変更後の日脳ワクチンでも発症 11年度以降に9件
厚生労働省
日本脳炎の予防接種後に、けいれんや運動障害などの症状が出る脳神経系の病気「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)」を発症したとの報告が2011年度以降、今年6月までの間に少なくとも計9件あることが28日、厚生労働省などへの取材で分かった。
日本脳炎ワクチンをめぐっては厚労省が05年、ADEMの重症例との因果関係が認められるとして接種の積極的な勧奨を中止。リスクを低く抑えるため製造方法を変更した現行ワクチンが09年に承認された経緯がある。
厚労省は今回のデータを31日の厚生科学審議会小委員会に報告する予定で、安全性をめぐる議論の焦点になりそうだ。
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