ここは、博打なら買いでしょう。
待ち姿勢の多くの人は、テクニカルな反発の限界と欧米高値調整入りの可能性を考えると買うことはないところです。
こういう状況で2段上げに入ると買い損ね組が持たないリスクを感じて買いに向かいます。
結局これが買いが買いを呼び、上がるから買うという状態になってばば抜きゲームになります。
考えようでは、今、買うことはこのシナリオではベストタイミングです。
しかも二段上げはよくあることですからチャレンジするのもいいでしょう。
ただし、ここまで好成績でゆとりがあればの話です。
当然、投下資金は多くはできません。
正攻法なら、売りも買いもしないところです。
あせらない心が大事な局面です。
金融緩和のいい重いだけが残っていると金融緩和すると株があがるという思い込みにハマります。
でも、相場は現実の経済の先取りです。
金融緩和で余剰資金ができれば上げやすくなることは当然です。
しかしながら、金融緩和効果より信用収縮のほうが数十倍は威力があるでしょう。
日本がバブル崩壊後、金融緩和しても景気が持ち直さず、デフレになったのは、金融的には信用収縮、実態経済的には縮小均衡に向かったからです。
これが世界規模で懸念されることもあると思えばあせらずに待つところでしょう。
こういう懸念は柳の下の幽霊のようなもので不安が起きれば現実のように見えることがこの世界ではあります。
耐えて花咲くこともある。