◇松井社長、株式売買「底打ち兆候ない」 証拠金規制緩和を活用
2012/10/23 17:08
松井証券(8628)の松井道夫社長は23日、2012年4~9月期の決算発表記者会見で、個人投資家をはじめとして株式市場の売買が低迷している現状について、「底打ちする兆候は見られない」と述べ、今後もこうした状況が続くとの見方を示した。「今後は完全な体力勝負になる」とも強調した。
その上で、個人投資家らが証券会社から株や資金を借りて売買する信用取引の規制緩和が13年1月1日付で実施されることについて「個人の信用取引の構造が根本的に変わる。当社はすぐに対応する」と語り、デイトレーダーなどの取り込みに意欲を示した。規制緩和で信用取引は同一証拠金で1日に何度でも売買が可能になり、取引の増加が見込まれている。これまでは現金や株式を受け渡すまで再利用できなかった。
関連銘柄その上で、個人投資家らが証券会社から株や資金を借りて売買する信用取引の規制緩和が13年1月1日付で実施されることについて「個人の信用取引の構造が根本的に変わる。当社はすぐに対応する」と語り、デイトレーダーなどの取り込みに意欲を示した。規制緩和で信用取引は同一証拠金で1日に何度でも売買が可能になり、取引の増加が見込まれている。これまでは現金や株式を受け渡すまで再利用できなかった。
8628(松井証券)