モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望94

週末、ダウが売られ、200ドル安の13340ドルで、取引を終える。

ユーロは、いったん、1.3150あたりまで上昇し、その後、週末お終値で、1.3020で取引を終える。

1021日にスペインの地方の選挙が実施されるので、売られたとも言われているが、1019日の金曜日に、スペインのアストゥリアス州が2.617億ユーロの支援を中央政府に要請したとのニュースが、am0時に流れたので、これが理由かもしれない。

また、グーグルやマイクロソフトの決算、本日発表されたマクドナルドの決算の結果がよくなかったから、売られたとも言われている。

来週は、FOMCが22日、23日の日程で開かれる。おそらく、現状維持で、景気が悪化すれば、追加緩和。あと、財政の崖についての、警句がちりばめられているコメントが、発表されることになると考えられる。経済の状況は、力強さはないものの、回復基調であり、雇用は回復基調であるが、そのスピードは、イライラするほど、遅い。財政の崖が回避されなければ、アメリカ経済は、ふたたび、落ち込むことになるので、注意してね。ぐらいの内容だろうか。

アメリカの大統領選挙は、共和党ロムニーが有利であるとのことである。これも、注意が必要である。

もともと、アメリカの企業決算以外は、すべて。もともとわかりきったことであり、材料にはなりえないのであるが、高値圏では、それらが、材料になりえる。マーケットの七不思議のひとつであるが、あとの六つは、知らないのである。

ドルとその他通貨のかたちは崩れていなさそうであるが、ドルとユーロとその他の通貨という形になりつつあるので注意が必要である。

ユーロは避けて、豪ドルかニュージーランドドルを取引したいところである。ニュージーランドドルが売り時であるような、意味不明な思いに掻き立てられているが、来週は、25日に、ニュージーランド準備銀行の金利発表があるので、この後に売りたいところである。

株は、売り時と思い、追加で、少し売ってみた。

指標はあまりたいしたものがないが、25日は、アメリカ失業率と耐久財が出るので、ここは注意が必要である。

 

あと気になることは、イギリスの暴動と、ギリシャの暴動である。緊縮財政が無理なところまで来ているのである。

 

<為替相場>

ドル円    78.5079.80

ユーロ円   101.20105.20

ユーロドル  1.28201.3250

スペインの支援要求が注目されている。このまま、上値を追うというのが、大勢の見方である。どこで、ユーロが売られるのか、予想しにくいのである。それに対する不安が、ポジション解消と、それに伴う買いを誘発しているというところか?

このまま買い戻されて1.3500あたりまで上昇するかというところである。悪材料が出て下落したとしても、すぐに切り返すようであれば、ユーロ売りは危険である。しばらくは、堅調に推移する恐れがある。

 

<株式相場>

日経平均    85509150

中国の日本製品不買運動での車の販売台数の悪化が心配である。製造業全般に対する業績の悪化につながる。

このまま、今年度中の10000越えはないと考えている。信用買いが、入り始めているだろうから、ここは売りで対応したいところである。

 

日本の政治状況が心配である。

マスコミが主導しているのであろうが、あまりにも露骨である。

法務大臣の問題でも、批判が法務大臣どまりで、泥鰌までいかないのである。

麻生の場合は、カップラーメンの値段から、漢字の読み方、ホテルでの飲酒などなんら政治と関係のないことまで、引きずり出してのネガティブキャンペーンが行われていたが、泥鰌には一切このような動きが見られないのである。

これは、政治というよりも、マスコミの問題なのであろう。

大臣としての資質がない人間を大臣に任命して、内閣を組閣したのである。政権を維持するつもりがないのであろう。どう考えても、ネガティブキャンペーンものであるが、ほとんど騒がれていないような気がする。

どう考えてもおかいな気がするのである。

 

2件のコメントがあります
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    鬼瓦 厳蔵さん
    2012/10/22 15:45

    モウ山先生こんにちは。^^7

    勉強になります。m(_ _)m

     

    スペイン支援要請期待だけでこれ以上ユーロを買うのは厳しいと、

    個人的に思っているのですが、世の中では買いで見ている人が多いのですね。

     

    各国主要株価が下落する可能性があるのでは?と見ているのですが、

    どのくらい下げるのか?は、知識不足で予想する事が出来ません。^^;

    佐渡島さんのブログにブラックマンデーの記事が載っていたので読み、

    10月~11月に主要な株価がどのように下げるのか?

    只の手仕舞い相場で終わるのか?暴落するのか?気になっております。

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    モウ山 ウシ象さん
    2012/10/24 03:38

    ユーロ圏だけでなく、アメリカの財政の崖、日本の増税、中国の経済成長の息切れ、様々な要因が、今後、山積みになっております。

    年の初めの恒例の株のつり上げも、ひょっとするとないかもしれません。

    高値を付けた後の、調整という名前の利食い。その利食いが終わった後の、買戻しになるか、さらに、そこから売りたたかれるか。スペイン次第かと思われます。

    アメリカの財政の崖とスペインの援助要請との発生順位。あるいは、スペインが飽きられて、アメリカがクローズアップされるかかがカギになります。

    来年初頭の株価の上げも、アメリカの財政の崖が来年一月ですので、気になっているところです。

    10月から、来年1月までの間が、注意が必要となるのではないかと考えております。

     

    バーナンキが、引退するかもしれないとのうわさが流れております。

     

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