国際通貨基金(IMF)は13日、国際通貨金融委員会(IMFC)を開き、「世界経済の成長は減速し、著しい不確実性が残っている」とする声明を発表した。減速感を強める世界経済について議論、安定した成長の実現へ加盟国が協調行動を取ることを確認。欧州に対しては危機拡大を防ぐために合意した取り組みの着実な実行への期待を表明した。
IMFCは、日米欧の中央銀行が相次いで金融緩和を強化したことを評価。金融市場の安定と景気回復を下支えのため、取り組みの継続を求める方針だ。
IMFCには、日本から城島光力財務相と日銀の白川方明総裁が参加した