2012年10月11日 10時46分
中国のパソコンメーカー、聯想(レノボ)のロゴ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーが10日発表した7~9月期の世界のパソコン出荷調査で、中国の聯想(レノボ)グループが15・7%の市場シェアを獲得し、初めて首位となった。低価格の企業向けで販売を伸ばし、2006年終盤からトップを守ってきた米ヒューレット・パッカード(HP)を抜いた。
レノボは前年同期比9・8%増の1376万台、HPは16・4%減の1355万台。HPのシェアは15・5%だった。3位は米デルで、台湾のエイサーとエイスースが続いた。
全体では、マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の10月下旬発売を前に、出荷を抑える動き。