2012年10月7日 11時58分
江戸時代から続く祭り「長崎くんち」で奉納される籠町の「竜踊」=7日午前、長崎市の諏訪神社

江戸時代から続く秋の祭り「長崎くんち」が7日、長崎市内で始まった。笛や太鼓がにぎやかに鳴り響き、華やかな踊りと出し物が秋空の広がる長崎を彩った。9日まで。
市内の町が交代で「踊町」となって、7年に一度出し物を披露。ことしは五つの町が午前7時から諏訪神社境内の踊り馬場で優雅な出し物を奉納した。
踊町の「籠町」は約20メートルの竜を生きているかのように操る「竜踊」を奉納。竜が馬場を豪快に駆けると、約3千人の観客からアンコールを意味する「モッテコーイ」の大歓声が上がった。