青森の米軍「象のオリ」解体へ 巨大アンテナ無線傍受終了

arama-さん
 

2012年10月7日 02時10分







 直径約440メートル、高さ約37メートルの巨大アンテナ「象のオリ」=9月、青森県三沢市の米軍三沢基地






 

 

 1965年から旧ソ連、中国など極東地域の無線を傍受してきた、青森県の在日米軍三沢基地にある巨大アンテナ、通称「象のオリ」が老朽化に伴い、今年中に運用を終了する計画であることが6日、分かった。同基地の米軍第35戦闘航空団が共同通信の取材に、文書で回答した。

 在日米軍は戦後、三沢基地と沖縄県読谷村の楚辺通信所に象のオリを設置。楚辺通信所の象のオリは2007年に通信所の日本への返還に伴って撤去されたため、最後の一つだった。東西冷戦を象徴した米軍の巨大アンテナが国内から完全に姿を消す。

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