2012年9月24日 19時16分
横綱審議委員会が全会一致で横綱に推薦し昇進が事実上決定、笑顔で記者会見する大関日馬富士。左は伊勢ケ浜親方=24日夕、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋

日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審=鶴田卓彦委員長)は24日、東京・両国国技館で12人の委員全員が出席して開かれ、大相撲の大関日馬富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=を全会一致で横綱に推薦したため、昇進が事実上決定した。日馬富士は23日終了の秋場所で2場所連続の全勝優勝を果たした。
相撲協会は26日午前に九州場所(11月11日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を開いて昇進を正式決定する。新横綱の誕生は2007年名古屋場所の白鵬以来5年ぶりで、史上70人目、外国出身で5人目となる