金【転換線4,418円を切る様であれば、基準線4,295円近辺か?】
週明け24日の東京金相場は反落。24日の東京金相場は、為替市場の円高基調とNY金時間外取引の下げ幅が拡大傾向にある事などを背景に、ジリ安傾向となった。

21日のNY金相場は、日米欧の金融当局がそれぞれ景気や債務危機対策を講じた事を受け、この日は材料出尽くし感から、全般的に閑散な商いとなった。この様な中で、スペインが支援要請を前提に、欧州連合(EU)と財政・構造改革に向けた新計画を策定中との英紙報道に市場は反応し、為替市場でユーロ買い・ドル売りが活発になった事を手掛かりに、金は買い優勢の展開となり、一時年初来高値に迫る1,787.20ドルまで上昇した。しかしその後は、1,800ドルの節目と5週連続高から来る高値警戒感から、利益確定の売りが台頭し、ジリジリと上げ幅を縮める展開となった。

本日の夜間取引は、(17:00)ドイツ9月IFO景況指数に注目となるが、今週はやはり、週間見通しでのお話し通り、欧州及びドル相場に注目となる様である。チャート的には、一目均衡表(9/21現在)の転換線4,418円を切る様であれば、基準線4,295円近辺までの調整は考えられるのか?

夜間取引レンジ 4,395~4,477円

池末
日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さんのブログ一覧